発達障害と保険について

自分は現在ギリギリ20代
妻子ありの発達障害者である。

 

最初に結論から言うと、発達障害でも生命保険も入れるが割高の条件付き」でした。

 

そこに至るまでの流れとしては…

社会人になってから判明した発達障害
どうにかこうにか色んな人の助けもあって、5年前障害者手帳の取得を経て障害者雇用での再就職が出来ました。

 

その後、今の奥さんとなる女性と知り合い、結婚、子供が産まれて現在に至っています。

 

と、まあこれだけ書くと、「何だ自慢かよ」というのはあるかもですが、賛否はありますが障害を受け入れる事で、僕の場合は障害をオープンにしないで生きるよりも大分楽に生きれたのかな?と思います。

 

今回は発達障害と保険の話

2年前にもう少しで子供が産まれるとの事で、将来、自分にもしもがあった時に残せるお金を考えた時に生命保険の加入を検討するようになる。

 

とりあえず、「発達障害 生命保険」

と検索したら、出るわ出るわのマイナスな言葉のオンパレード発達障害者は保険には入れない云々。体験談でも、保険会社の判断でもない曖昧かつ眉唾な情報ばかり。

 

検索結果を読み進めていると、こんな保険会社があることを知る。

ぜんち共済公式
https://www.z-kyosai.com/s/

障害者の入院保険金や加害事故解決金の保険商品をメインに扱う保険会社


自分の様な働いて家族を養ってる発達障害者の為の生命保険は無かった…。

ぜんち共済代表の方のコメントにも、

 

「ほんの少しでも親御さん・福祉関係者の肩の荷がおりる保険でありたい」

と、あくまでも障害者の保護者への負担軽減の為の保険会社ということが分かる。

 

今求めてる保険とは違うので、他を当たってみる。どうも、漢字系(国内老舗保険会社)よりもカタカナ系(外資や新興保険会社)は発達障害者のハードルも低いとの事を知り、さっそく問い合わせのメールを入れてみる。(新興系・外資系それぞれ)

 

ちなみに「保険の窓口」的なのは今回使わなかった。

発達障害者が生命保険に入りたいという、多分レアケースなので選択肢にたどり着くまでにかなりの時間を要しそう。

・高確率で発達障害の知識が薄い相手に一から説明する羽目になる(転職活動時もこれが多かった)

まぁ、さんざん時間使って「申し訳ありませんが、ご紹介出来る保険はありません」
と言われそうなので止めた。

 

数日後2社ともから連絡が来て、会って話す事に。先に外資系M社


担当者とは夫婦で近所の喫茶店で合うことに。やって来たのはメタボ体型の温厚そうなおっちゃんで、何回か日に分けて話もボチボチ進んでいった。


(温厚で発達障害にも理解は示していたけど、この近所で昔殺人事件あったんですよね~。って、いらん事言うのは玉にキズやったけどw、それ以外は別に問題なし)

 

契約内容としては、自分が死んだ時に残された家族にお金が支払われる事に重きを置いていたので、結果として生命保険ではなく収入保証保険を選択することに。

 

収入保証保険についての解説
https://www.hokennavi.jp/cont/column-life-di-013/

保険会社に確認したところ健康診断書があれば契約も出来ると、しかし、料金は割高だった。大体5割増ぐらい。正直迷うは迷ったけど保証内容を考えると仕方ないのかなと契約。その間に新興系S社ともあったけど、同条件でM社よりも高かったので、お断り。

 

両社とも、偏見やケチを付けられることなく発達障害に対して一定の理解があって良かった…。(客なので当たり前かw)

 

ちなみにネット新興系保険会社(格安が売り、店舗を持たない)は相談窓口みたいなヤツで即お断りでした。

 

今回は漢字系の老舗保険会社や簡保系は問い合わせしても無かったんだけど、実際の所どうなんだろうか?

 

誰か、発達障害者の方で国内のありとあらゆる保険会社に申込みをして条件を比べて欲しいですね。

 

最後に、
発達障害者は保険に入れないは嘘!!

 

昨今保険はネットで条件の比較は出来ても、発達障害者の保険に関しては実際に問い合わせるがベストです。

 

保険を探している発達障害者当事者にこの経験が一人でも、伝わってくれると幸いです。