書評1 福祉を変える経営~障害者の月給1万円からの脱出

久しぶりにブログを更新

このブログ再再起動することにしました(笑)

いつまで続くかな?

ここでは今までやろうやろうと思ってた、発達障害本や障害者就労にまつわる書籍の書評をチビチビやっていければと思ってます。

 

まず一発目は、

 

福祉を変える経営~障害者の月給1万円からの脱出

 

https://www.amazon.co.jp/dp/4822243648/ref=cm_sw_r_u_apa_glc_i_GHSBCEZNC18Z4JK30X6N

 

今の自分にとって、強く影響を受けている一冊。出版自体は2003年と20年近く前なのに、全然色褪せ無い内容。福祉施設(今でいうところの就労継続支援B型)で働く障害者の賃金がフルタイムで働いても月1万円なのはおかしい。施設で作っている石鹸や鍋敷きも購買意欲をそそるとは言い難く、働くというよりもデイケアとなっている。そんな現状を変えたいと、著者のヤマト運輸2代目社長小倉昌男さん自身の立ち上げた福祉財団で取り組むということ中心に話は進んでいく。この内容を20年前に気付いて行動した小倉氏の先見の明はさすが。

しかし、20年経っても部分的には変わっていない施設もあったりして道半ばなのかな。でも、変わろうとしている。この本は僕にとって、これからも何度も読み返していきたい一冊です。