書評3 15歳のコーヒー屋さん 発達障害のぼくができることから ぼくにしかできないことへ

15歳のコーヒー屋さん 発達障害のぼくができることから ぼくにしかできないことへ

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3年程前に買って読んだけど、内容を忘れたので読み直し。

読み直す前は発達障害(アスペルガー障害)により中学生活に適応出来ず、不登校になってしまった。しかし、自分の得意なコーヒーの焙煎技術を活かし、両親の協力もあってコーヒー屋(豆の通信販売中心)を開業出来ました!という、成功例を伝えた話だったよな?と思ってたけど、大筋は合ってたけど、大きく思い違っていたことがあった。

それは両親の息子の障害を巡る試行錯誤。上記の成功に至るまでに学校との綿密なコミュニケーションや支援機関の積極的な活用をするも壁に当たってしまい、家族が切り開いたら道であったこと。


単にキラキラした成功話ではなく、現行の支援機関や学校を利用すれば何とかなるものではない事を思いしらされた。(否定する訳ではなく、もちろん利用した上で、指導を選択肢の一つとして)

やっぱり凹凸の凹を平らにするよりも、凸を伸ばす事に特化すべきだよなー。ホライゾンラボのコーヒー飲みたくなってきたな。